不安です ボランティア頼みの福祉

民生児童委員というものになって以来、いろいろな福祉活動に接する機会が増えました。
ほとんどがボランティア頼みのようですが、この先が心配です。

私の地域では、ボランティアをするような方は60代後半が中心です。
年金受給世代。
・時間の融通がきくし、
・退職金を使い果たしていないし、
・身体の衰えもさほどではないし、
という余裕のある方々です。
でも、ボランティアとして活躍されるのは大抵、70歳少し過ぎくらいまでですよね。
体力の衰えを理由にどんどんやめてしまわれます。
年々、ボランティアさんは減り続けています。

その後の世代が続きません。
定年の年齢も上がってきているし、
何歳になっても働こうと思えばぼちぼち仕事がある時代となりました。
ボランティアに誘っても、65歳くらいの人だと
「勤めに出ているので無理」と言われます。

無償でなんか、誰も働きたがりません。

無償の上、仕事がきつい。
いろいろなことを求められすぎ。
そのうち、ボランティアの反乱がおこるんじゃないでしょうか。

配食サービスや、いきいきサロンの運営などは、
社会福祉協議会の事業のはずですが、
地域のボランティア団体(主婦たちで構成される)に丸投げです。
私が参加している いきいきサロンの運営団体は、
運営資金の調達もボランティアがしなければなりません。
町内会に頭を下げて助成金をもらい、その代わりに町内会が市から依頼される児童公園の花植えやトイレ掃除という労働を請け負っているのです。
(その助成金は、いきいきサロンで花見に行ったり、日帰り温泉に行ったり、忘年会をしたりするときの弁当代の足しや、その他の経費に使われます。)
毎月のサロンの運営以外に、そういった公園管理の仕事もあるわけです。
サロンの運営にしても、会費は(お菓子代200円だけとはいえ)、
お客様と同じ金額を負担するのです。

社会福祉協議会の事業なのに、
社会福祉協議会からは一円のお金も出ません。「健康茶」のパックをくれるだけです。

高齢者福祉施設の手伝いも、
ボランティア頼みです。
今は職員自体、辞める人が多く人手不足が常態化していて、
職員さんはイライラがたまっているのか、
ボランティアさんをこき使い、叱り飛ばすこともあるそうです。
ボランティアさんのなり手が減るのもあたりまえ。

このままでは、福祉活動、破綻です。

これ以上、人の善意に甘えていてはなりません。
生きがいを与えてやっている、という上からの目線で
ボランティアを見てはなりません。

謎多き「社会福祉協議会」。
ボランティアはタダで働く社協の部下ではありません。

もうボランティアに頼るのはやめ、
プロの人数を増やしていかなくてはなりません。
つまり、
介護士さんはじめ、福祉に携わるプロの人たちの賃金をもっともっと上げなきゃだめなんです。

皆様、本日もお疲れさまです。










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