自治会 謎の権力組織

自治会・町内会。引っ越していけば自動的に組み込まれ、会費を徴収され、輪番で班長やら、会長(区長・嘱託員)をさせられます。
私の地域では、その上部組織として「連合会」があるようです。で、その連合会長さんというのが、謎の権威をふるいます。

私は民生委員を頼まれ、任期の3年が過ぎようとしています。改選の時期となり、私の住むD地区の町内会長さん(嘱託員さん)から、もう1期やってくれないかと頼まれました。まあ、結構な難儀仕事ですから、なり手がいないわけですよね。私の前任者も3期お務めになりました。私としては慣れてきたし、担当地域の皆さんともよい関係が築けているので、同じようにできるなら続けてもいいと思い、「いいですよ」と返事しました。町内会長さん、「ああ、よかった~」と安堵され、帰りぎわにこともなげにおっしゃいました。「あ、次期から担当区域が変わります。今はD、Eですが、それがC、Dになります」。

民生委員にとってそれが大変なことだとは思い浮かばないご様子。担当区域が半分変われば、新しい区域の住民の方々と一から関係を積み上げていかねばなりません。
まあ、私は半分変わるだけなのでまだまし。
で、「E」は次から「F]とくっつき、E・Fを一人の民生委員が担当するのだそうです。
「連合会」の役員会で決まったのだそうです。
人口の増減があったから、というのが理由だそうですが、区割りの変え方にもいろいろあるわけで。

困ったのが、今、Fを担当している民生委員さんです。この方も私と同様、1期めで、同様の業務なら次も引き受けようと思っておいででした。分かりやすく概数で示しますが、C・D・Eは各50軒。Fは100軒あります。多いのでFだけで一区域になっていたわけです。それが1.5倍になるのですから、「は?」ってなりますよね。

「民生委員法」という法律があり、その第24条に「民生委員協議会の任務」として、「1 民生委員が担当する区域または事項を定めること」と明記されています。
なのに、私の居住地域では、「町内会連合会」が民生委員の区域を決めているのです。

民生委員法では、地域の「民生委員推薦会」が推薦しなければなれません。
おそらく、ここでは「連合会」の中に「民生委員推薦会」が組織されているのだと推測されます。

でも、「民生委員法」にのっとれば、民生委員の担当区域は「民生委員」たちが作る「民生委員協議会」が「定める」のが筋です。

ですから、本来は、改選の時期が近づいたら、以下の手順で関係者が動くべきなのでありましょう。

①市役所支所の市民生活課が、
「民生委員協議会」に、「区割りの変更はありませんか?」と確認。
   ↓
②変更の必要があるなら民生委員たちで決める。
   ↓
③変更後の区割りを「推薦会」に提示し、
「今度から区割りがこうなったので、この区割りにそって民生委員を推薦してください」という推薦の「委嘱状」を出す。
   ↓
④「推薦会」が適当な人に民生委員を依頼し、応諾を得たのち推薦する。
   ↓
⑤市民生活課が、推薦された人物に市・県・厚生労働省から民生委員としての委嘱状が出るよう、はからう。

なのに。

先輩の民生委員は、「区域の変更は連合が決めるもの。私たちは従うしかない」と言います。

???????何言ってるの??????
「私たち」が決めるんですよ。「任務」なんですよ。
そのうえ、「連合の上の人たちが決めた」ことだから、「従うしかない」んですと。
???????
今、何時代なんでしょう。「隣組」でバケツリレーしていた時代を引きずっていませんか。
それとも、ここは北朝鮮のようなところなんでしょうか。


私はまず、
●市役所支所の市民生活課に相談しました。それを受けて課長さんが、連合会の会長さんに「民生委員の区割りは、民生委員の意見をいれて決めてください」と言ってくれたようです。だけど、連合会の会長さん、聴く耳をもたず、「決まったことだから」の一点張り。
次に
●民生委員協議会の会長にも事情を話し、連合会の会長さんと話してもらいましたが、らちがあきません。
   ↓
あげく、
支所の市民生活課の課長は、「連合の会長さんはああいう人だから。」とあきらめてしまいました。
「今度からな、と言ってもらったから、まあ、いいじゃないですか。」ということで、幕引きを図りたい模様です。
来年3月で定年を控えていれば、「事なかれ」に走るのは当然です。
当然でしょうとも。

はあ。さすがは何かとお騒がせのN市の職員さんですワ。

民生委員は無給です。
無給で3年も地域に貢献してきて、もう少しやってもいいかな、と思うような殊勝な人たちに苦しみを押し付けていいと思ってるんでしょうか。思っているんでしょうね。

そんなひどい人たちには、せいぜいバチが当たればいいと、私は思ってしまいます。

地域の推薦がないと民生委員にはなれないので、
連合の会長さんは民生委員の人事権を握っているとでも誤解しているんでしょう。
推薦と任命はちがいます。
民生委員に関する事柄で、絶大な権限があると思っているようですが、その自信がどこから来るのか、大いなる謎です。

別に、私、民生委員、やらないでよければそれでいいんですよ。大変だもの。めんどくさい。この地域は、周辺地域に比べ民生委員の仕事が多いし。無給なのに責任だけは重いし。嫌ですよ。
それでももうちょっとやってもいいかな、と覚悟して、それなりに次期のヴィジョンをもっていたのに、水を差された格好なので
腹が立っただけです。順序が「変」だもの。


世の中って、「それは変でしょ。」と思うことがあったら、
思った人が声を上げて、関係者が改善に動くことで、よくなっていくものです。

苦痛を押し付けられても、泣き寝入りすれば、ことをあらだてずに済むわけですが
次世代の人がまた同じ苦労をするのはよくありません。

なんとかできないか、
もう少し考えてみようかな。

さてさて、
皆さま、お疲れさま。



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