爆買いの影響? 理不尽なメーカー

聞いた話です。
事実をもとに簡略化しています。

A店は、常々、K社の商品をコンスタントに仕入れて売っていました。
K社は老舗のメーカーなので、定番商品には固定客がついています。
   ↓
11月にいつものように発注したら
「在庫がない。次の入荷は12月になる。」という返事。
で、A店は12月に改めて発注しました。
でも、K社の返答がない。
K社に何度も電話すると事務員が出て
あやまりもせず
「在庫がない」と。
A店「入荷の予定を聞かせてください」と言うと
K社の上司らしい人が電話に出たそうです。
   ↓
するとこのK社上司、
「製品がないので納品できない。
しつこく発注してくるなら、付き合いを絶ちたい。
A店の店頭に今並んでいる残りの品物も全部返品で構わない。」
という旨の発言をしたそうです。
   ↓
A店「は? 返品?? 返すにも人件費や輸送費がかかりますけど。」
と応じましたら
K社上司「それはこっちの知ったこっちゃない」
とキレたそうです。

凄いですよね。
K社は老舗で、昔ながらの食器洗い用具を製造しています。
モノは良いので
どうやら、中国人の爆買いにあったらしいです。
それで、在庫がなくて、生産も追いつかない。
品物がないのは本当なのでしょうけれど、
前々からのお得意さんにこの対応はナイ。

発注してもらったのに、在庫がなく、応じられなければ
まず、「申し訳ありません」でしょう。
謝りもせず、催促に怒って、付き合いを絶つとは言語道断。
そればかりか、
今店頭に並んでいる商品を返せという……。

吃驚。理不尽過ぎ。
頭がオカシイとしか言いようがありません。

「在庫がないから催促しないでほしい」というのがK社上司の立場です。
A店に「すみません」と一言いえば終わる話でした。
「ありません。すみません。」「ないなら仕方ないですね。」って。

それなのにK社上司は、「A店はわかってくれないひどい奴」と思い込み、
優位に立ちたいあまりに理不尽発言を重ねてしまったのでしょう。

せっかくいい品物を製造している会社なのに。
こんなふうに営業が顧客をないがしろにしていたら
そのうちバチが当たるでしょうね。
造っている人たちが可哀想です。

さて。

このK社上司のように理不尽な人って、
世の中にゴマンといます。
もし当たってしまったら
どうすればいいでしょう。
    ↓
●対話はキレた方が負けですから、
相手が感情的に怒鳴った時点で、こちらの勝ちは確定です。
そう思って、余裕をもちましょう。
(言い負かそうとして正論を言うと、
相手は言い返せなくてプライドが傷つくため、もっと酷いことを言います。)

●相手に言わせて、その言い分を繰り返します。
「えっと、そちらには在庫がなくて、こちらの店頭に並んでいる商品の返品をご希望、って
ことになるわけでしょうか。」
   ↓
・相手が頭いいなら、この時点で自分の発言ミスに気づきます。
・頭悪い相手なら「そうだよ!」とさらに切れるでしょう。
そしたら「いい品物だから買いたいお客さんが来る。
店に商品がないとユーザーさんが困ります」などと言ってみましょう。
こちらの都合を言うと絶対にキレるので、「買うお客さんのため」を口実にするといいと思います。
なるべく商品もほめる。
それでも「そんなのこっちの知ったこっちゃない」と言うかもそれません。
そしたら「ユーザーさんですけどね。」とさりげなく強調しておきます


理不尽な人の善悪の価値判断の基準は「自分にとって都合が善いか悪いか」です。
こちらの立場なんか斟酌できません。
だから、何も期待せず、あきれながら傍観を決め込めばいいでしょう。
相手になると身が持ちません。
交渉を有利に進めるには、
この状況が、いかにその人にとって不都合なことになるかを気づかせる方向にもっていくのがコツです。

やれやれ。
魂年齢の低い人。
何かの縁に出会って変われるといいのですが。

皆さん、本日もお疲れさまです。




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