テーマ:精神状態の改善

心敬「ささめごと」の跋文

お仕事で「風姿花伝」の現代語訳を調べる必要があり、学生時代に買った「小学館古典文学全集 連歌論集・能楽論集・俳論集」を引っ張り出してきました。これは押し入れの上段にしまっておいたので、幸いにも水害をまぬかれていました。 これは学生時代に、研究テーマにした心敬僧都の 「ささめごと」が載っていたから買った本でした。 久しぶりに…
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痛みは数量化できない

今週の月曜でしたか、NHK「クローズアップ現代」で「腰痛」の話題を取り上げていました。 ストレスが、痛みを強く感じさせてしまうのだということでした。 あまりに痛い場合、人間の体には、痛みを強く感じないようにするしくみが備わっているのだけれど、ストレスがあるとそのしくみが働かないのだそうです。 で、運動系の機能には特に異状がなくても…
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「個性への欲望」から脱する鍵は

土井隆義先生は、「友達地獄――『空気を読む』世代のサバイバル」(ちくま新書)の「おわりに」に、詩人、谷川俊太郎さんの発言を引用されていました。そこから、私は、唐木順三先生が述べられた「日本人の感受性の特色」を思い起こしました。それらは、人が、「自分らしさの檻」「個性への欲望」から脱する鍵になるものではないでしょうか。現代人―子どもだけで…
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つらさの解消方法考察 理不尽さに「あきれる」

「生きづらい」で検索するといろいろ出てきます。多くは心の病に関連する内容で、「生きづらい人が増えている」などと書いてあります。ということは「生きづらい」と感じない人が普通にたくさんいるということでしょうか? わたしにはそのことのほうが信じられません。 「生きづらい」と思うのは、「死」を意識するということで、それは全然悪いことではないは…
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日本の中世文学は、自殺したい心理を救う

トンネルの中にいて周囲は真っ暗である。遠くから一条の光が差し込んでいて、それがこの闇から出る唯一の方法である。そしてそれが自殺であって、他には解決法はまったく見当たらない。〔高橋祥友「自殺予防」(岩波新書)の第2章「自殺の心理」より〕。確かに、死にたいときはこんな心理になる。大当たりだと思う。この比喩は正しい。そして、「死にたい」気持ち…
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困難は分割する 「倒す」のでなく「ほぐす」

「倒す」は「解決する」の比喩のはず。「敵」とは何だろう。目の前には、異なる価値観をもつ相手がいるだけだ。自分の立場を説明し、相手の立場の説明を聞く。対立が起きている部分を見つける。そしたら、互いに折り合いをつける。 対立したときは、相手を「倒す」のでなく問題点を「ほぐす」。時間がかかる上、100%の満足とはならないかもしれないけれど、…
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献血と拒食、鬱

30数年前、吉祥寺のサンロードだった。献血車がいて、呼び込みをしていた。「どうせ死ぬんだから、血はいらないな。もったいないから、あげちゃおうあげちゃおう」そんな気持ちで、車に乗り込んだ。 「握ったり開いたりしていてくださいね」白衣の人に言われた。腕から管を通って出ていく血液はどす黒かったが、腕にふれた管は温かかった。「この管の向こうに…
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芭蕉の「無智無分別」は最上人格に対する褒め言葉

芭蕉にとって「無智無分別」は最上の人格を表す言葉である。兼好法師も「才能は煩悩の増長せるなり」と述べている。遠く老荘の流れを汲んで、日本には、客観思考を「愚」とみなす伝統があった。客観思考は「利己」につながる醜悪なものであるばかりか、心をつらくする縛りにもなるからである。このような言葉を獲得するまで、芭蕉や兼好が味わい尽くした人生のつら…
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兼好法師の「心」観

「先人」とは、昔の人であると同時に、常に私たちの行く先を歩む人でもある。行く先の示唆をくださるありがたい方々。そんな偉大な「先人」の一人である兼好法師は、懐疑精神=合理精神=批判精神の持ち主であった。「近代的」な自我を持ち、それゆえに悩み、しかし、その悩みを解放する方法を知っていた。 八つになりし年、父に問ひていはく、「佛は如…
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「現実」は物質界、粒々と波

「現実」は個々の人間の認識世界の共有場。 そこは「客観世界」、物質界です。 いろいろなものはさまざまな粒々でできていて、 音も光も、「波」です。 生物はどんな生物も、(機能だけとらえて) デフォルメすれば個体はそれぞれ「管」です。 物質の粒々の揺れ動きの中で やはり物質の粒々の寄り集まったものが 管の姿を形成…
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生きる意味を問う人の価値

正しく懐疑精神を発動させれば、生きる意味を問うことに 行き着かざるを得ません。なので、そこに行きついた人は、 真の民主主義の担い手といえるのではないでしょうか。 ただ、民主主義は功利主義を基盤としているらしく 無意味=無益と考えるため つらくなったりしてしまいますが。 そこは東洋の賢人哲人聖人君子に学びましょう。 …
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